川崎マリンエンデューロ チーム3時間に出場しました.
結果は6位入賞!!!
念願の表彰台に登ることができました.
3度目の正直
過去に2度,同じメンバーでこのレースを走っています.
1度目の挑戦は一年前.
当時,チームに入ったばかりでレース経験の殆ど無い僕を,先輩ライダーが誘って下さいました.
先輩達が盛り上げてくれたお蔭で,急造チームながら,とても白熱したのを覚えています.
チームに溶け込んでいくきっかけになった,思い入れのあるレースです.
2度目の挑戦は,今年の6月でした*1.
表彰台を狙って走りましたが,結果は8位(6位までが表彰対象).
レース後には,順位を上げるにはどうすれば良いのか反省会になりました.
自分達の力不足を実感したところもあって,「次回も頑張ろう!」という決意には至らなかった覚えがあります.
そして今回.
メンバー1人が仕事で予定が空かない為,出場するならば3人で走ります.
メンバーが減ると1人にかかる負荷が増えるわけですが,ピットインの回数が減って有利になる面もあります.
僕を含めてメンバーには富士チャレシルバーが2人いますし,総合力は決して低くありません.
きちんと作戦を立てて,一人一巡(=ピットイン2回)で走り切れればチャンスがあると思いました.
ポイントは,超高速となるレース開始直後の集団に如何についていくかです.
また,過去の経験から,レースが疲弊して先頭以外が回らなく終盤は単独になることが多いです.
軽量クライマーの僕には,どうしてもこの特性がありません.
メンバーで話している中で,「中盤の1.5 hを自分が走ってはどうか」という旨の発言をしたところ,皆が食いついてくれて出走が決まりました.
「このメンバーで結果を出したい」という思いを,皆が強く持っていたのです.
レースプラン
- 第一走者: 若手パンチャー,先頭に食らいついて45 min.
- 第二走者: 自分(クライマー),集団を待つことも想定して1.5 h
- 最終走者: 先輩スプリンター,残り時間をパワーで走り切る
レース序盤
定刻にレースが始まります.
プラン通り,若手パンチャーが集団に食らいつきます.
集団のペースも比較的落ち着いていたように思います.
ほぼ作戦通りの時間を走ったところで,バトン(計測チップ)を受けます.
僕がコースに入ったタイミングでは集団はほぼばらけていませんでした.
第2または第3集団で脚を貯めておいて,周回で追いついてくる先頭集団に乗るつもりでしたが,当てが外れます.
パラパラと千切れている選手と所々で協調しながら,集団を待ちます.
2 or 3ラップ目に,第2集団に合流します.
この集団では先頭交代に加わりました.
脚を休めておいた方が良いとも思ったのですが,集団の後方にいるリスクを避けるために,敢えて前で走りました.
レース中盤
第2集団で1ラップ程したところで,先頭集団が追いついて来ました.
隊列の切れ目を探して,集団の中盤に入り込みます.
ここからがレースです!!!
鬼門はヘアピンコーナーからの左コーナーです.
僕はコーナーが下手ですし,スプリントが無いので減速後の急加速に弱いのです.
過去の大会でも,毎回ここで千切れていました.
案の上,今回も左コーナーの後で必死にブリッジする展開でした.
ラップ毎に離される距離が長くなり,辛くなります(>_<)
幸いだったのが,追いついた直後に集団の速度が上がらなかったことです.
向かい風になる区間だったからでしょう.
走行時間が1時間を超えた位で,両脹脛が攣ります(;´д`)
何とかごまかして走りますが,集団から千切れてしまいます.
このまま走って止まってしまう様な事になれば,逆にチームに迷惑をかけるという恐怖を抱えながら,単独で2週を走りました.
サイコンの走行ログが消えてしまって正確な数字はわからないのですが,1時間20分強で11ラップを走りました.
ノルマまでもう一周,,,
個人的には不甲斐ない思いでしたが,後は先輩スプリンターにお任せするしかありません.
レース終盤
先輩スプリンターは,利害が一致する他チームの選手と巧く協調できました.
途中,先頭の逃げ集団の後ろにつく場面も!!!
Web速報では6位につけていたので,表彰台がチラチラと見え始めました.
ちなみに,逃げ集団からは「レースをしているので離れろ」と言われてしまったそうです.
暗黙ルールがあるのですね.
フィニッシュ後,正式結果が出るまでに30分程かかりました.
Web速報では相変わらず6位ですが,気が気ではありません(笑)
チームジャージは脱がずに簡単な帰り支度を済ませて,結果を待ちます.
その後,無事に6位が確定しました.
結言
本当に嬉しいです.
チームのメンバーがほぼプラン通りの走りをして,結果が出たのですから!!!
何より,メンバーが喜んでくれて感無量です.
同じ思いを持った仲間と努力して,プレッシャーを共有して,目標を達成する,,,こんなに素晴らしいことはありません.
次は,山中湖サイクリングクラシックを走ります.
初めてのJCFレースになります.
足切りになってしまうことが濃厚ですが,できる限り食らいついてみようと思います.