新しくパソコンを組むことにしました.理由は,
- 長めかつ缶詰になる大型連休を少しでも有意義に過ごしたい
- GPU性能に不満を感じる様になってきた
- 現マシンがLenux, WindowsのDual bootになっているため,計算を回している最中にZwiftが出来ない(これ重要!!!)
ブログのタイトルが示すように,前々から自作パソコンについての記事を書きたかったのです.
機会に恵まれたので,今回は部品の選定からOSセットアップまでを記録します.
0. 部品選定
こんな感じの基本構成にしました.
- CPU: Intel Corei7-9700K
- マザーボード: ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING
- メモリ: CORSAIR DDR4-2666MHz 8GBpye × 2
- GPU: ASUS TURBO-RTX2080TI-11G
- ケース: COUGAR PANZER MAX E-ATX
- OS: Ubuntu 18.04 LTS
部品選定のポイントとしては,
- GPU複数刺しに強い背面排気の2080Tiを選定
- GPUの増設を想定してE-ATX規格のケースを選定
- SLI対応のマザーボードを選定(僕は一切ゲームをやらないので,多分無駄になります)
- CPU性能は追及しないまでも,せっかくなので第9世代のi7を選定
完全に新規で組むので,ケースを含めてすべての部品を購入しました.
結構な出費ですが...自分への投資として回収すれば,決して浪費ではありません!!!
運送業者の方に負荷を掛けて申し訳ないとは思いましたが,Amazonで部品を注文しました.
部品選定に際しては,この方の記事*1を参考にさせていただきました.
1. 組み立てプランを立てる
部品到着!!! 良く見ると判るんですが,間違ってマザーボードを2個買ってしまいました(泣). 部品を選んでいるときにミスポチってしまった様です. どうするかな...
ケースの蓋を開けてみると...さすがにデカくて広いです!!! GPUを入れるスペースも十分あります. 逆に中が広過ぎ(深過ぎ)て,マザーボードをケースに取り付けてしまうとボード上のコネクタ類が見難くなる感じでした.
HDDは背面に付ける様ですね. SSD用のソケットも用意されていて,3.5 inchベイへの取り付け具は不要でした.
ケース前面のファンの風の一部をHDD側の背面に流す作りになっています. どの位冷えるかは疑問ですが,ケース内を区分けして整理できるのは良いと思いました.
以上を検討して,凡そこんな手順で組むことにしました.
(結果的には在り来たりな順番です)
- CPU取り付け
- メモリ取り付け
- マザーボード取り付け
- ケースとマザーボードを接続
- SSD, HDD, CDドライブ取り付け
- OSインストール
- GPUボードセットアップ
2. CPU, メモリの取り付け
CPUを付ける前に,一度マザーボードに通電してみます. 紫の部分は色を変えながら光ってオシャレです. ただ,通電しただけで(PCの電源を入れなくても)光るみたいなので,運用時には無効化した方が良さそうです.
CPUを取り付けて,導電グリスを塗りました. 一寸付け過ぎかな(汗)
CPUファンを取り付けます. 風が矢印の方向に向かうよう,ファンの向きに注意します. この時,マザーボードに通電させてもファンが回らなくて一周焦りました. 当たり前,CPUへの電源供給コネクタに何も刺さって無い(汗).既にメモリも刺してしまっています.
3. マザーボードと電源をケースに取り付け
マザーボードをケースに取り付けます. スカスカに見えるのがスゴいな.
マザーボードとケースの前面パネルを繋ぎます. 取説を見ながら慎重に...
ファンを付けて,スイッチを入れてみました. スイッチもLEDもちゃんと機能しました.
4. SDD, HDD, CDドライブ取り付け
SDDとHDDを取り付け,マザーボードと電源に繋ぎます. 写真からはわからないのですが,SDDがソケットに対してスカスカになります. 奥行方向に固定されません. 回らないから良いのかも知れないけど...少し不安です.
ここで,このままでは電源のカバーが閉まらないし,CPU周りの空気の流れが悪くなることに気付きました. Amazonのレビューを参考に,電源配線をケース背面に通し直しました.
電源配線が裏面に隠れたことで,CPU周りがすっきとしました. GPUを付けるスペースにも余裕が生まれましたね(^^).同じ要領でCDドライブも取り付けます.
5. OSインストール
Ubuntuをインストールします. 写真(というかキャプチャ)が殆ど撮れませんでした(汗).注意したのは,SSDに/(root),swapおよびefiを,HDDに/home割り当てる事位です. 当然,boot loaderはefi領域を選びます.
6. GPUセットアップ
GPUを刺します. 少し苦戦したのが,GPUボードをマザーボードに固定するためのネジ位置が合わなかった事です. GPUボード側を加工しようかとも思いましたが,取り合えず,マザーボードを少しひしゃげて無理やりネジ締めしました.
何とか動いているかな...
7. 結び
こんな作業場になりました!!!
これでコロナも在宅も怖くありません!!!
とは言え,まだ計算を動かしたりはしていないので,引き続き環境を作ります.
順調に行ったら,GPUの増設にトライしようと思います.