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富士チャレンジカップ ソロ100 km: 57位

 こんにちは.changです.

 富士チャレンジカップ ソロ100kmに出場しました. ゴールドフィニッシュを目標に走りましたが,結果は2時間23分で57位. 力を出し切りましたが,(上位5%ルールにより)目標には届きませんでした.

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晴天の富士スピードウェイ

0. 午前午後の2部構成

 COVID 19への配慮からか,今年は午前・午後の2部開催になりました. スタートリストを見ると,僕が出場した午前の部のエントリーは470名でした. 例年1000名程が出走することを考えると確かに少ないですが,感覚的には,ゆっくり勢が減っただけでレースレベルは変わらなかったと思います. 上位5%に入る難易度は,前回大会よりも高かったかも知れないですね.

1. レース展開

 静かに,ずーーーっと速いレースでした.

 前々回は豪雨で,周回毎の落車発生の挙句,途中ストップでした. 前回は周回スプリントにボーナスタイムが付いた関係か,所々でレースが荒れました. それに比べると,今年は淡々としていました. アタックも殆ど無く,黙々とペースを刻む感じでした. 複雑な状況下でのレース開催でしたし,皆さん慎重に走られたのかも知れません.

 展開の中で,自身のレベルアップを感じていました. 勿論,楽に付いていけた訳はありません. それでも,ホームストレートをこなしながら集団の前に上がる余裕がありましたし,補給もしっかり取れていました.

 トラブルと言えば,ボトルを落とした事ですね. 軽量化しようと中身を捨てていた時に手を滑らせました. 後方のライダーさんの落車を引き起こすかと一瞬不安になりましたが,大丈夫だったようです.

 14周回か15週回目に一度千切れます. 登りの前で少し下がってしまって,中切れに遭ったと記憶しています. ホームストレートで離された時には,レースが終わったと思いました. 幸い,同じ境遇の方達のトレインに乗って集団復帰できました. ただ,脚はかなり使ってしまいました.

 終盤のペースアップを警戒してましたが,思った程にはペースが上がりませんでした. サイコンの結果を見ると17周回目から若干上がった様ですが,明らかなペースアップがあったのはラスト一周だけでした. それも,(感覚的には)最後の登りだけをワッと踏んだ感じでした. ダンロップコーナーの前で集団の前方に上がったまでは良かったのですが,ゴールに向けて食らいつくだけの脚がありませんでした. 最終的に,トップから30秒遅れでのフィニッシュになりました.

2. パフォーマンス分析

 前回とパフォーマンス比較をしてみました.

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前回(2年前)のパワー分析

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今回のパワー分析

 正直,我ながら強くなったと思います. 単純にFTPが20 W程上がっているので,それがそのまま結果に現れた形です. ただ,平均ケーデンス83,最大心拍170というのはパワーに頼り過ぎですね. 余裕のある局面では脚を回して,最終盤にパワーを残すような工夫が必要かと思いました.

Note

 パワーメータが変わっているので,純粋比較では無いです. 感覚的には,新車につけているパワメの方が5W増しです.

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前回の中盤ラップタイム.タレまくっとる...

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今回の中盤ラップタイム.画像が切れてますが,最終ラップはNP 203Wでした.終盤に脚を残せてましたね

 中盤のラップをみても,タレ無くなったよね...

 トレーニングの成果を発揮しても目標に届かなかったのは,正直,残念です. 練習しているのは,自分だけでは無いという事ですね. いつもチャンネルを見ている有名ユーチューバーさんと何度か並走しましたが,メチャクチャ強くなっていました. 勝手な親心で嬉しくなりました(^^). 富士ヒルでは負けませんよ!

 課題は,やはり短時間高出力ですね. 脚に余裕があるつもりなのに,最終スプリントに残れないのが致命的です. ただ,僕が10倍を出しても精々500Wの前半なので,ゴールスプリントでは間違いなく勝てません. 自身が目指す競技イメージを固めていくことも必要だと思います.

3. 新機材

 新機材*1で初めてレースを走りました. 速さはお金で買えないと思ってますが,効果はかなりあったと思います.

 間違いなく良くなったのが下りです. 前回は第一コーナーからの下りで毎回苦しみました. 今年はそれが無いどころか,エアロポジションを取って脚を休めることが出来ました. エアロダイナミクスの賜物でしょう.

 脚残りも良かったと思います. 前回の富士チャレで両足攣りにあったり*2,川崎マリンで腰痛になったりした*3のに比べると,身体の痛みは殆ど無かったです. その所為で,集団内の位置取りに集中できた気がします.

 このバイクでレースを走るのが楽しみで仕方がありません. 不甲斐ない僕ですが,末永く宜しくお願いします!

4. おわりに

 目標には届きませんでしたが,自身の最高のパフォーマンスを出せたことには満足しています. ただ,やっとレースを出来るレベルに来たに過ぎません. 勝利に絡むには,更にもう数ランクのレベルアップが必要と感じます. その為に何をすべきか,また考えて行きたいと思います.

 富士チャレは,2.5年前に僕が初めて出場したレースです. チームに入ったばかりで右も左も分からない中,チームメートに励まされながら走りました. 流行り病で世の中が大変な状況の中,皆でワイワイとレースに行く感じではなくなってしまったことが少し寂しいです. ただ,”レース”という事で言えば,例え流行病が無くても,いつまでも続けられるものでは無いですよね. レースを走れる喜びを噛みしめながら,一戦一戦を走ろうと思います. 同時に,自転車の楽しみ方の幅を広げて,チームメートと共に自転車ライフを楽しんでいきたいです.

 GW中に下総に行こうと思ってましたが,マンボウも出るので自粛することにしました. 富士ヒルクライムが開催されることを願います.