オッサンはDesktopが好き

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Super Cycle Enduro in 下総,チーム1.5h: 優勝

 こんちには.changです.

 Super Cycle Enduro in 下総の1.5 hにチーム参戦しました. 結果は優勝! 自身にとっての初勝利になりました.

準備

 オフシーズン中なので,レースを意識したトレーニングはしていません. 土曜日はマウンテンバイクに乗っていますし,ロードの距離も短くしています.

 ロードの距離を短くしているのは,高強度を重視しているからです. 去年末に走った袖ヶ浦では,高強度態勢の低さで惨敗しました*1. 一昔前の冬場と言えば乗り込み(中強度,長時間)だったので,この時期に距離を減らすのは怖いというか,勇気が要ります. でも,昨今はオフシーズン=シクロクロス(高強度,短時間)が当たり前です. 1.5 hを2人というのは自分にとっては短いですが,シクロクロスの代わりだと考えれば丁度良いと思い,出場を決めました.

 正直,このクラスではそこそこ戦える自信があります. チーム編成は違いますが,前回も3位に入ってます*2. タッグを組むチームメートも調子が上がっていたので,作戦を間違えなければ勝てると思っていました. ところがと言うか,,,当日の移動中の車の中でチームメートから「勝つつもりでしょ?プレッシャーだな」と言われて少し恥ずかしくなりました. 一人で盛り上がってスミマセン...

レース展開

 チームメートはスプリンターで,僕は耐久タイプである事から,特に相談するでも無く1走目を貰いました.

 チーム戦の順位は,ピットイン後の集団復帰の仕方で決まります. 単独でレースインする2走目がラップロス無く集団復帰する為には,1走目が集団から抜け出る必要があります. 下総のピットエリアは草むらで,交代に時間が掛かります. 集団から1周(約2分)差をつけて交代するのが理想だと思っていました.

 更に今回は,ターゲットとなる選手(チーム)をマークすることも意識しました. 自分達の順位が全く分からずに走った前回の反省からです. スタートリストで,ソロでの優勝経験者が含まれるチームがいる事を知り,間違いなくここがライバルだと思いました. 欲張って逃げを狙うよりも,この選手から後れを取らない事を優先するつもりでした.

 で,いざスタートしてみるとですね,,,ターゲットを全く見つけられません(><). このイベントのゼッケンは凄く見難いんです. おまけに,(ターゲットを)YouTubeでチェックしたときとはジャージもバイクも違っていたみたいです.

 仕方が無いので普通にレースをするのですが,全体的にまったりな展開で,集団のペースが上がりません. 前回もそうだったんですが,人数の多いチームが蓋をするんですね. ポチポチとはアタックする選手がいたので,協調して逃げようと試みましたが,上手く行きません. 抜け出せないなら,せめてペースを上げて集団の人数を減らそうと思ったんですが,複数人でコントールするチームに対して1人で戦うのはキツかったですね. 結局,何もできずに1h近く経ってしまい, 交代することにしました.

 交代後も集団のペースは上がらなかった様です. 集団を待つ(=1ラップ捨てる)という判断をしたのですが,なかなか追いついて来ません. 結局,チームメートが集団に合流したのはラスト10分になってからでした.

 あっという間にゴールスプリントでした. ゴール前の位置取りはかなりシビアだった様です. 当たり前ですが,ソロ勢は殺気立ちますよね. 以前に川崎を走ったとき*3に「ソロ勢のレースをチーム勢は邪魔するな」と筧五郎さんに言われた経験もあって,遠慮してしまったと言っていました. この辺は難しいですよね...

 チームメートも僕も消化不良な感じではあったのですが,リザルトを見たら「勝ったみたい」と.

分析

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走行ログ

 平均速度が36.7 kmなので,遅いですね. NP 220Wだからパワーはまあまあかなぁ... マウンテンバイクにはパワーメーターが付いてないので検証出来ませんが,シクロクロスってどの位の出力になるのでしょう???

 チームメートも同じ事を言ってました. チーム練の方がはるかに速いしキツいですwww

レース中の選手観察

 今回は周りの選手を観察することを意識しました. レース中に強いと思った選手が2人いて,交代時に「〇番と×番が強い」とチームメートに伝えていました. その御二方がソロの2位と3位に入っていたのですが,,,勝った選手をマーク出来ていなかったのです. 積極的な走りをしてはいましたが,ハマっている印象を受けなかったんですね. 表彰式をみたら,とても若くて小柄な方でした. 高校生とかでしょうか? 身体が未だ出来上がってないから,オッサンの目には強く見えなかったのかもですね. 観察眼については反省ですが,蛹のような才能を目の当たりにするのは嬉しいですね.

むすび

 草レースではありますが,あっけなく勝てたという印象です. プロ選手がインタビューで「勝つときはあっさり」みたいな事を言うのを聞きますが,同じ様な感覚なのでしょうか. 僕とプロ選手と比較するのはあまりに乱暴ですが,勝負の場に立つベースが出来てきたのかも知れません.

 最初で最後の勝利かもです. 勝利の実感は,時とともに大きくなる様な気がしています.

 今季のレーススケジュールを検討中です. シーズン前半の目標は富士チャレ200 kmになりそうです. 下総の最終戦(3/19)をその準備で走ろうと思っています.