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富士チャレンジカップ 200 km,12位

 こんにちは.changです.

 1週間前の話になりますが,富士チャレンジカップ 200 kmに出場しました. 結果は12位. 良い意味で,新たな課題が見えてきました.

1. 前日まで

 初めての200 kmレースで,分からない事だらけでした. しかも,袖ヶ浦 160 km*1から2週間間隔での出走です. 疲れが残る事は無かったですが,どうしても2週間前→袖ヶ浦からの回復,レース週→軽めの調整となり,自身の調子を把握しにくかったです. 自分に合ったレース間隔とか,レース間隔に応じた調整方法なども身に着けていく必要がありそうです. 毎週レースをしているプロは本当にすごいと思います.

 4日前のインターバルではそこそこ踏めたので,調子が悪くない事は判っていました. でも,過度に気負わないでレースに臨みたかった為,軽めの調整に徹して,FTP値が明るみになる様なメニューは避けました. 気持ちの弱さなのかも知れないですが,稀なスーパーコンデションを狙うよりも,イーブンで自然体でいる方が良い気がします.

4日前.軽めの調整

2. 当日の展開

 今回,ポイントになったのは雨です.

 天気予報は悪かったですが,降ったとしても昼過ぎからだと思っていました. 会場への移動中に雨が降り出したときは,4年前の土砂降りが頭をよぎりました.

 店長選手権に出場した店長さんから,路面は極端にスリッピーでは無いと聞いていました. 実際,コーナーで滑る感覚は無かったです. 前回から導入しているPirelli 28 mmが良かったのかも知れません. ただ,兎に角寒くて,チームメートは皆肩をすぼめていました. 早々に試走を切り上げて冬用のレッグカバーに替え,レインウェアを着たまま出走することにしました.

 序盤は速かったです. 並んだ位置が後ろだった所為もありますが,ローリング直後に千切れかける様な状況でした. 最後尾にいるとどんどん削られてしまうので,脚を使って集団の中盤に上がります.

 集団の人数はどんどん減っていきます. 50 kmを過ぎた頃には,100 kmカテゴリの選手を含めて30人位しか残っていなかったと思います. 200 kmカテゴリに至っては,(レインウェアでゼッケンが見えない方もいたものの)数名しかいませんでした. このペースのまま200 kmは持たないと感じていました.

 弱気になった所為もあって千切れます. その後は第2集団に合流しました.

 100 kmを過ぎると,どっと選手が減ります. 集団を探して仕切り直そうと思っていたところへ,200 kmの先頭集団が来ます. ところが,リズムを合わせる事が出来ずに千切れます. 一人で走っても仕方がないと思い,ピットに入ってお手洗いに行きます. ついでに,レインウェアを脱ぎました.

 コースインして,先刻千切れた集団に再度乗ります. この時はペースが合いました. 集団は,レース参加者よりもサポートライダーの方が多い状態で,非常に安定していました. 僕と同様に周回遅れの方が殆どでしたが,皆さん上手い方で,走りやすかったです.

 周回遅れになっていない選手は3名しかいなかったそうです. 終盤に近付くと,この3名にレースをさせてあげようという雰囲気になります. サポートで並走してくれていた56店長の男気が発揮された感じでした. そうなるとペースは上がらなくなります. 大会スタッフがペースを作る時間帯が大半になり,レースっぽくは無かったです. 集団から千切れた時点でレース終了という事ですね. そのまま集団でゴールしました.

3. パワー分析

 比較対象が無いので正直良くわからないですwww. 平均パワー162.3 Wは高くない様な気がしますが,200 kmではこんなものなのかも知れないです. TSSは364.3でそこそこなので,自身の持てる力は出せたのかと思います.

サイコンのログ.平均パワーは高く無い様に見えますが,,,

 ラップ記録を見ると,おそらく13週目で千切れていますね. 昨年走った100 km*2のデータと比較しても,セレクションが掛かった様に見えます. この展開にこそ食らいつき,耐久戦で勝負できる様になりたいです!

ラップ記録.序盤は速めだったのかな?

昨年走った100 km前半のラップ記録

4. 改善点

雨対策

 レインウェアを持っていたのは良かったのですが,撥水処理を怠っていました. レース前半でびしょ濡れになってしまい,身体を冷やしてしまったと思います. レインウェアと靴には,日常的に撥水スプレーを使うべきですね. velotozeも携帯品リストに入れないとです.

補給食

 ショップの店長さんから,200 kmのレースでは固形食も必要だというアドバイスを受け,初めてジャムパンを持ちました. 咀嚼は何とかなりましたが,包装を剥がすのが若干大変でした. 包み紙の種類や,包み方を変える必要がありそうです.

携帯したジャムパン.3個ポケットに入れて,2個食べました

レース中の体温調整

 上述のレインウェアと重複する内容ですが,レース中の体温調整の重要さを実感しました. 今回,一度ピットインしてお手洗いに行っています. この時にレインウェアを脱いだ事で,調子が上向いた感覚があります. タラレバを言っても仕方ないですが,ピットインせずにレインウェアを脱げていれば,トップ10に入れた可能性があります.

 生理現象は我慢しようが無いですが,身体を冷やさなければマシになります. レースによっては手放しが禁止されるので注意が必要ですが,プロのレースではレース中にウェアを着脱することが当たり前です. 長袖のレインウェアだと危険かも知れませんが,ベストとかだったら何とかなる気がします.

5. むすび

 12位という順位は自身の最高成績です. 200 kmを走りきった達成感もあります. でも,レースの展開にもっと絡みたかった思いはあります. 引き続きトレーニングをして,レース経験を重ねていきたいと思います.

 次は富士ヒルです. 暫く登ってないので,ヒルクライムモードに切り替えます.