オッサンはDesktopが好き

自作PCや機械学習、自転車のことを脈絡無く書きます

i9 12900KF 水冷化 & M.2 2枚でデュアルブート〜セカンドマシン編〜

 こんにちは.changです.

 タイトル詐欺ですみません. 前回*1の続きではあるのですが,今回はセカンドマシンに終始するのでi9もM.2も出て来ません. 以前の構成に戻すだけなので特筆する事は無いのですが,自分用のメモで記録しておきます.

1. はじめに(おさらい)

 趣旨をおさらいしておくと:

(1) セカンドマシンの修理で購入したi9 12900KFをメインマシンに移植してグレードアップする
(2) その為にセカンドマシンを以前の構成に戻す

 今回は(2)のお話になります.

2. 虎徹Mark II

 以前,LGA1151で使用していた虎徹Mark IIがLGA1700に付かなかったという話をしました*2. 今回は逆の事をやってしまいました💦 LGA1700で使用していた虎徹Mark II Rev. Bは,そのままではLGA1151に付きません. LGA1151用のマウントが付属していた筈ですが,捨ててしまいました. バカ丸出しですね...

 写真を撮り忘れてしまったのですが,虎徹Mark IIのLGA1151用マウントに,虎徹Mark II Rev. Bのファン部分を無理やり取り付けました. そのままだとネジ締め量が足りずにファンをCPUに密着させられない為,マウント側のスペーサを外しました. なんとか固定出来ましたが,絶縁スペーサまで除ってしまっているのでお勧め出来ないです.

 最近の組み替えで思い知らされている事ですが,CPUクーラーの選定と取り付けには細心の注意が必要です. 一度付けてしまうと,ましてやマザーボードをケースに入れた後だと,やり直しが利きません. 面倒臭くて,"CPUクーラーの取り付けからやり直そう"という判断に至れないというか... 事項にも関係するのですが,マザーボードをケースに取り付ける前に一通りの動作確認(BIOSがモニタに映るまでかな)を済ませるべきです. 基本なのですが,今回も怠ってしまいました.

3. メモリスロット

 今回一番苦戦したところです. セカンドマシンのメモリは8GB×2で運用しています. マザーボードのマニュアルに記載されている様に,メモリを2枚挿す場合には隣接したスロットを使わず,空きスロットを挟んで挿すのが推奨です.

純正マニュアルから.メモリ2枚で使用する際には空きスロットを挟んで,A1-B1またはA2-B2に挿すのが推奨です

 ところが今回,CPU側の2個のスロットが死んでしまいました. エアダスターを吹いたりしたのですが,駄目でした. 上述のCPUクーラーむりやり装着案件が影響しているのではないかと疑っています. こういうところだなぁ.

マザーボード側の2スロットがお釈迦に

 クーラーを付け直すのが面倒だったので,今回はB1とB2に挿しました. これだと動かない訳ではありません. おそらく,一度に確保されるメモリ領域が制限されたりする位で,高負荷のゲームをするでもない限りは問題ないと推測します. 実際,Zwiftは出来ました.

Note:
内輪話ですが,メインマシンにはLGA1151構成の虎徹Mark IIマウントが残っているので,組み替えられるのです. 単純に手間の問題というか,時間切れで断念しました. PC組み替え作業は,時間に余裕を持った段取りで行うべきです. 仕事みたいになってきました...

4. Cinebench

 次回以降に書く水冷化の効果を検証する為に,CPUベンチマークを行いました. 初めてCinebench*3を使ったのですが,わかり易くて良かったです.

組み替え前のi9 12900KFでのベンチマーク虎徹で使っているので,ランキングしている数値よりは低めです.これがどこまで改善されるか???

組み替え後のi7 6700Kでのベンチマーク.描画性能はだいぶ落ちた(1/5程度?)結果ですが,これで十分です.

5. デュアルブート

 セカンドマシンは電源切り替えでデュアルブートを実現しています. 今回,これも無事に動きました. 電源切り替えマジ便利で大好きなのですが,M.2隆盛の渦中で過去のものになりつつあります. M.2でのブート選択をどうやって実現するのか調べないとです. 最悪,起動時にUEFIに入らないとダメかなぁ...

電源切り替えスイッチ.SATAケーブル時代には大変重宝したのですが,骨董品になりつつあります

6. むすび

 お正月休みが終わって時間を取り難いですが,コツコツ進めていきます.