こんにちは.changです.
年甲斐もなくバニーホップに挑戦しました. 出来たと言えるレベルでは無いですが,オフロードシーズンが終わるので中間報告します.
1. バニーホップ
自転車で障害物を飛び越えるテクニックの一つです. 主にBMXやトライアルで使われる技術ですが,近年ではシクロクロスでシケインをバニーホップで跳ぶのがトレンドになっています. 降車せずにシケインを越せると時間短縮になる為です. 先日,初めてシクロクロスレースに出走しましたが,アマチュアでバニーポップをする人は少ない様でした. 僕が出走したのが一番下のME4カテゴリーだった事もありますが,バニーホップで跳んでいたのは日本ランカーの少年だけでした. 跳ぶたびに会場から声援が起こって,格好良かったです.
バニーホップのハウツーは書きません. そんな技術はないですし,素晴らしい素材がYouTubeに沢山あります. 僕は(更新されていないチャンネルですが)たまらん*1*2が好きで,繁く観ています. 原理だけ説明すると,走りながら前輪→後輪と順番に上げる事で障害物を超えます.
2. 機材
3年半程前から乗っているMTBで練習しました. カーボンフレーム & レフティで軽量なのはメリットですが,正直,29インチのクロカンバイクはバニーホップに向きません. 更に,僕が大きめのフレームに乗っている(身長168 cmでMサイズ)事もあって,前輪を上げる(マニュアルアップ)のが凄く大変です💦 もう少し小ぶりのMTBやトライアルバイクを使った方が効率的に練習出来ると思いますが,持っていないので仕方がありません. ただ,特にシクロ車の様なハードルの高い車体でいきなり跳ぼうとすると,身体やバイクを痛める事がある様です. 注意が必要でしょう.
バニーホップの練習をするときは,サドルを目一杯下げます. シート高を毎回六角レンチで変えるのが面倒でしたが,ドロッパーを導入して楽になりました. ハンドルも近めに変えています. レースに出る時にロードに近いポジション(=ハンドルが低く遠い)に変える為,冬場はしょっちゅうステム交換をしていました. 夏の間はずっと近めで良さそうです.
イボ付きのフラットペダルを使っています. クランブラザーズを一度使いましたが壊れてしまいました. 今はDMRを使っています.
イボ付きフラペを使う際は,必ずシンガードを着けて下さい. 練習中にイボが脛に当たると物凄く痛いですし,血まみれになります. 僕はオートバイ用のガッチリしたヤツを使っていますが,若干動き難いです. 折を見て自転車用を購入しようと思います. ボロボロになって構わないスニーカーを使うことも重要です. 勿論,フラットペダル用の専用MTBシューズを使うのがベストです.
3. 成長記録
何気に2年越しでここまで来ましたwww
初めて練習したのは,2020年7月にフォレストバイク*3で受けたバニーホップ講習でした. そっかくMTBを買ったから...という感じで軽く参加しました. ただ,ここでバニーホップを教わった記憶はあまりありませんwww. 女性や年配の方も参加されていたイベントだったので,ガチな練習しなかったのでしょう.
この後暫くサボっていました. 2021年の冬にたまらんを見ていてバニーポップ熱が再燃し,会社帰りに夜の公園で練習するようになりました. バニーポップ成長動画みたいなのを作ろうと意気込んだのですが,背中を痛めて挫折してしまいました💦 バニーポップの練習は本当に身体に負荷が掛かります. 準備運動をしっかりして,一度にやり過ぎない様にしています.
この冬に再び練習を再開しました. 昨年の冬から時間が空いたのは,ロードのシーズン中に身体を痛めるのが怖かったからです. この冬は少し工夫をして,フロントが上がり易い斜面を使って練習しました. 僕なりの解釈ですが,バニーホップは前輪がある程度高く上がらないと練習にりません. 前輪が高く上がらないという事は,短時間しか浮いていないという事です. 前輪が上がっている僅かな時間内で後輪を上げようとすると難しいですし,フロントアップとリアアップを分離し難くなります. 結果,無理な動作が誘発されて身体に負担が掛かり易いです. 初めは前輪が浮きやすい条件で練習して,前輪→後輪と順にまたぐ感覚を掴むのが良いと思います.
4. 結び
来シーズンのシクロクロスでは,絶対にシケインを跳んでやろうと思います🔥 道は険しですがwww. 何だか順位よりもウケ狙いに走りそうです...