こんにちは.changです. 袖ヶ浦チャレンジ 160kmにソロ参加しました. 結果は16位. この距離のレースを初めてまともに走りきる事が出来ました😀
1. 袖ヶ浦チャレンジ
袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われるエンデューロです. 昨年,同様のイベントに2回に出ました. 良く解ってませんが,主催者が異なる別イベントの様です.
袖ヶ浦フォレストレースウェイは,ドフラットではないものの登り(というか周回そのもの)が短く,コーナーの難易度が高いことから苦手としているコースです. ただ,もう走りたく無い程嫌いでは無いです. トレーニングというか,苦手克服の為に挑戦しようと思えるコースです.
2. 前日まで
下総エンデューロ*1の2週間後でした. これ自体は問題なかったのですが,下総の翌日にチームの大学生と明神に行ったのがヤバかったです.
疲れが暫く抜けず,高強度のトレーニングが出来ませんでした. レースの3日前にようやく戻ったのですが,どの位踏めるか全く判らない状態でのスタートでした.
3. レース展開
全体的にまったりというか,一定ペースでした. 序盤はプロ選手がひいてくれたのですが,ホームストレースで40 km/h出ない周回もありました. ”チャレンジを楽しむ”というイベントの趣旨なのでしょう*2.
途中,更にペースが落ちます. 「100 kmカテゴリーがゴール直前だから,邪魔しないように」という事になったみたいです. この時は本当にゆっくりで,第2コーナからの登り返しで集団が詰まってしまう程でした.
100 kmを過ぎてプロ選手の牽引が終わると,少しレースっぽくなりました. 有力チームが前に上がる動きも見られたので,警戒していました. ただ,集団の前方に留まり続ける事が出来ませんでした. 位置取りを少し下げたタイミングでアタックがかかりました. アタックは見えていたのですが,誰が行ったのかまでは判りませんでした. 結果的にはこの時に有力選手を逃がしてしまい,レースが終わっていました.
思い返すと,アタックは数回掛かっていたのかも知れないです. アタックの直後に集団の前方に上がって追走に備えたのですが,誰も追おうとしませんでした. その時は,千葉でよく見る赤いジャージのチームを含む3人程度が逃げたと認識しています. でも,この逃げは最終盤で吸収したのですよ🤔
なので,この前にもっと決定的な逃げがあったのかも知れないです. 集団の前に居られず,展開に絡めなかった事は少し残念です.
最終盤,160 km参加者と強調して追走集団のペースを上げようとしましたが難しかったです. 登りで前に出ると千切ってしまいます. 自惚れかもですが,追走の160 km参加者の中では最も脚があると感じていました. ただ,一人で抜け出す程の力はありませんでした. スプリントが無いと,こういう時に厳しいです.
※ 後で判った事ですが,強豪チームは逃げに選手を送り込んでいたし,参加者の多くが200 kmカテゴリーだったので追う必要が無かったのです.
最後は追走集団から諦め気味にスプリントしました. 追走集団の頭を取れば6位で,ギリギリ表彰台だったみたいですね.
4. パワー分析
サイコンのログを見ると,平均パワーとNPが昨年惨敗したウィンターサイクルマラソン*3とほぼ同値でした.
レースで重要なのはパワー値ではない無い,という事が良く解ります. 今回はインターバルが少なく,僕にとって有利な展開だったと言えます. 終盤になっても脚を残せてましたし,レース後もさほど疲れていませんでした.
距離が長いレースになる程,今回と似た展開になる筈です. 序盤の振るい落としに耐え,後半の持久戦でアタックする(或いはアタックに反応する)というのが,僕がするべきレースと言えます. 富士チャレ200 kmが楽しみになってきました🔥
5. 機材
オーバーホール明けだったのですが,羽が生えたかの様にバイクが軽かったです. ショップのスタッフさんに感謝しています.
大きなパーツ変更はしなかったのですが,タイヤをコルサ25 mmからピレリの28 mmに替えました. 28 mmにしたのは腰痛軽減の為,ピレリを選んだのは軽量化の為です. 4.3気圧で使用しましたが,素晴らしく良かったです. コーナーの安定感が格段に増しました. 腰痛も若干マシになった様な気がします. 空気圧を更に下げても良さそうです🔧 少しお高めではあるので,決戦レースタイヤとして使っていこうと思います.
6. 落車
落車が多かったです.
一件は僕の目の前で起きました. 転んだ選手の顔面が僕の前輪の前に落ちて来たので,少しヒヤッとしました. 転んだ方は救急車で運ばれました. 一日も早い回復を願っています.
この他にも大規模な落車が在り,救急車が入りました.
自身が落車をしない,落車のきっかけを作らない,落車に巻き込まれない為には,当たり前ですが,集団の前方に居る必要があります. ただ,自身が転ばなければそれで良いという訳でもありません. 怪我人が多いイベントでは楽しめないです.
僕はあまり意識しないで走ってましたが,”4 hを切るとS級ライダー”という特別賞が設定されてたのですね. これを狙って走っていた方も多かったのでしょう. サポートライダーの集団コントロールも納得です. イベントのコンセプトを理解して,チャレンジに協力しないとですね👍
ただ,団子状の大集団で走り続けるのは,個人的には危険だと感じました. もし,”S級チャレンジ”みたいなのをイベントの主目的にするなら,時間差とか,細切れでスタートさせた方が安全でしょう. (順位を競いたい人も含めて)イベントに沢山の人を集めるのは大切だけど,多様な目的を詰め込み過ぎるのは難しいのかも知れません🤔
7. むすび
自身としては過去最高成績だったのですが,あっけなかった印象があります. 気負わずに自然体で走ったのが良かったのかなぁ. 再来週の富士チャレ 200kmも同じアプローチで行きたいです.