半年程前にPioneer SGX-600を使い始めました*1.
その後でマウンテンバイクを購入した際,SGX-600の取り付けに苦労した話を書きます.
取付
ロードバイクでは,専用の取り付けブラケットを使用してハンドルの前面にサイコンを付けるのが一般的です.
空力も良いし,見易いです.
ただ,マウンテンバイクにこの付け方は向かないそうです.
振動の衝撃や障害物との接触でブラケットが折れ,サイコンが吹っ飛んでしまうからです.
Garminにはステムへの固定部品が標準で付いてきますし,ハンドルの後ろ側に飛び出すオシャレなブラケットも買えるみたいです*2.
Pioneerにはそうしたオプションが効きません.
ロードバイクでの使用しか想定されていないのですね(泣)
どうしようかと考えていると,Garminのマウントを小改造するとPioneerを付けられるという記事を見つけました.
リンクを張れなくてスミマセン<( )>
どうやって検索したのか忘れてしまいました.
Garminのステム用固定部品を90度回転させて取り付け,穴のヘリを少しだけカッターで削ります.
取り付ける際には,落下防止のストラップであらかじめサイコンをハンドルに固定します.
こんな感じで付きました!!!
スゴイ裏技ですね.
※あくまで裏技なので,取り付けは自己責任でお願いします.
パワー計測
マウンテンバイクでの走行中にパワー値を見たいとは思わないのですが,CTLを管理する関係で,ライド毎のTSSは知りたいです.
当然というか,僕のマウンテンバイクにはパワーメータがついていない(付けられない?)のであきらめていたのですが,ある日,気付きました.
パワーメータのついていないマウンテンバイクの走行中に,パワー値が表示されていることに!!!
気が付いたその日は誤動作だと思ったのですが,後日,SGX-600のバーチャルパワー機能だと判りました.
GPSから得られる速度と勾配から,パワーを推定しているみたいですね.
表示されるパワー値は感覚よりもかなり小さかったです.
そこで,設定をいじってみました.
デフォルトの設定だと,ロードバイク寄りになっているのですね.
重量と転がり抵抗を変えてみました.
舗装路でのパワー値は,感覚に近づいたと思います.
それでも未だ小さめだけど...
結び
奇しくものタイミングで、Pioneerのサイクル事業部の身売りが発表されました*3.
後を引き継ぐSHIMANOのサポートに期待です.